書評 Vagrant- Up and Running

 2013/06/01

数日前に初めてのVagrantの書籍であるVagrant: Up and Runningが発売されました!著者はVagrantの作者であるMitchell Hashimoto氏(今年日本に来るそうです!)です。Kindle版なら1215円でかなりお手頃価格です。

Vagrant: Up and Running

Vagrant: Up and Running

カテゴリ:Kindle版

発売日:2013-05-30


感想としては、始めの一歩からプラグインの解説まで、ひと通り網羅している感じで、これから体系だててVagrantを使っていきたい方の学習には便利だと思いますし、既に使っている人でもリファレンス代わりになるのではないかと思います。ページ数も約150ページですので、さくっと読めます(ちなみに内容は英語で書かれていますが、分かりやすいです)

Vagrantは過去に何度か大きな仕様変更が入っています。例えば0.7系と1.0系でプラグインの互換性がなく、1.0系と1.1系以降でも互換性がない、1.1系以降ではgemでの配布からインストーラーでの提供に変わっている(ruby内包)などです。従ってインターネット上の情報も既に内容が古くなってしまったものが多数あり、このように一冊に情報がまとまっているのは貴重でしょう(もちろん公式サイト:http://www.vagrantup.com/ のドキュメントを読むべきであることは言うまでもありません)

なお、この本では、あくまでVagrant本体にフォーカスをあてていますので、便利なプラグインの紹介とかそういうのはありません。

以下に目次の野良訳を晒しておきます。

1章 Vagrantの紹介
    なぜVagrantを使うのか?
    Vagrantの原理
    Vagrantの代替となるもの
    Vagrantのセットアップ
    VirtualBoxなしでVagrantを使う
    困ったときは

2章 最初のVagrantマシン
    起動
    Vagrantfile
    Box
    Up
    Vagrantマシンを使ってみる
    次章では

3章 VagrantのVMをプロビジョニングする
    なぜ自動化されたプロビジョニングをするのか
    サポートしているプロビジョナー
    手動でのApacheのセットアップ
    自動化されたプロビジョナーの基礎
    複数のプロビジョナーの利用
    「非プロビジョン」モード
    より詳細なプロビジョナーの使い方
    次章では

4章 Vagrantにおけるネットワーク
    ポート転送
    ホストオンリーネットワーク
    ブリッジネットワーク
    ネットワークオプションを構成する
    1番目のネットワークインターフェイスでのNAT
    次章では

5章 複数マシンによるクラスタのモデリング
    複数の仮想マシンの実行
    複数マシンの管理
    マシン間の通信
    MySQLでの例
    次章では

6章 Box
    なぜBoxを使うのか
    Boxのフォーマット
    Vagrantでの基本的なBoxの管理
    既存の環境から新しいBoxを作る
    新規に新しいBoxを作る
    次章では

7章 Vagrantをプラグインで拡張する
    拡張可能な機能
    Vagrantプラグインの管理
    プラグイン開発の基礎
    基本的なプラグイン開発環境
    カスタムコマンドの開発
    新しい設定オプションの追加
    カスタムプロビジョナーの追加
    Vagrantの既存の挙動の変更
    その他のプラグインコンポーネント
    プラグインのパッケージング

Appendix
    Vagrantの環境変数
    Vagrantの設定リファレンス
    トラブルシューティングとデバッグ

 2013/06/01

著作

寄稿

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