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The waterfall trap for “agile” projects より抜粋して適当に意訳。

iterative_incremental

インクリメンタルでもイテレーティヴでも同じものを目指しているように見えるけど、インクリメンタルな開発は顧客が満足しないものを作ってしまうリスクが軽減されていない。大きな絵はプロジェクトの最も最後にしか見ることができない。インクリメンタル開発で細部まで作りこんでしまうと、修正が発生した場合に、多くの努力が無駄になってしまう。
イテレーティヴな開発は開始時点からの絵の変化を見ることができる機会を提供している。そして一歩ずつ全体の絵の完成に向けて進んでいくのをガイドしてくれる。

プロダクトバックログの作り方を間違えると上記のような事態になりやすいと言っても良い。
プロダクトバックログが顧客の視点で書かれていれば実現価値をスプリント中に明確にできるので良いのだが、このバックログがシステムアーキテクチャやシステム開発者の作業レベルに近い内容だと、単なるインクリメンタルに陥る可能性がある。
スプリント#1で、「共通関数を作る」みたいなストーリーが混ざっていたら要注意だ(そもそもYAGNIの原則に反している可能性も高いけど)。

原文の抜粋は以下

Although both these plans aim for the same thing, the incremental plan does not really reduce the risk of delivering something unsuitable to the client. The big picture appears only at the very end. Because increments are done in detail, a lot of effort is wasted when a piece needs rework (and the initial releases are almost certain to fall into this category). Iterative development offers a chance to see the picture from the start, and guide the development towards the full picture in steps. Not carving stuff in stone from the start allows us to change them easier later on, and we know that we’ll need to do that. Jeff gave the following rule of thumb to check quickly if your plan is iterative or incremental: “it’s not iterating if you do it only once”.

参考文献

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

著者/訳者:Mike Cohn マイク コーン

出版社:毎日コミュニケーションズ( 2009-01-29 )

定価:¥ 3,360

Amazon価格:¥ 3,360

単行本(ソフトカバー) ( 336 ページ )

ISBN-10 : 4839924023

ISBN-13 : 9784839924027


アート・オブ・アジャイル デベロップメント ―組織を成功に導くエクストリームプログラミング

著者/訳者:James Shore Shane Warden

出版社:オライリージャパン( 2009-02-18 )

定価:¥ 3,780

Amazon価格:¥ 3,780

大型本 ( 464 ページ )

ISBN-10 : 4873113954

ISBN-13 : 9784873113951


“[Agile]イテレーティヴとインクリメンタルの違い”へ10件のコメントがあります。

  • Ryutaro YOSHIBA 2009/12/10

    ブログ書いた [Agile]イテレーティヴとインクリメンタルの違い http://tinyurl.com/yz7hquv

  • かおるんはてぶ 2009/12/10

    [B!] [Agile]イテレーティヴとインクリメンタルの違い | Ryuzee.com http://www.ryuzee.com/contents/blog/2985

  • MitiM 2009/12/10

    うーん…イテレーション開発はインクリメンタルを「含めて」もっと柔軟に変化を受け止めようというものであって、けして対立軸にあるものじゃないと思うんですけど、どうでしょ? RT @Ryuzee: http://tinyurl.com/yz7hquv

  • 杉澤 浩二 2009/12/10

    ぱっと見れてわかり易いね。PJは複数名で行うからこの絵に人々がどのように協業しているのかがあるともっと良いと思いました。 QT @Ryuzee: ブログ書いた [Agile]イテレーティヴとインクリメンタルの違い http://tinyurl.com/yz7hquv

  • まさのり 2009/12/10

    秀逸 RT @Ryuzee: ブログ書いた [Agile]イテレーティヴとインクリメンタルの違い http://tinyurl.com/yz7hquv

  • iteman 2009/12/10

    [Agile]イテレーティヴとインクリメンタルの違い | Ryuzee.com http://ff.im/-cHIbL

  • hokorobi 2009/12/10

    自分の頭の中に、イテレーティヴという考え方があんまりなかった気がする。http://www.ryuzee.com/contents/blog/2985

  • Lightning 2009/12/11

    今やっているのはスプリント3ヶ月のインクリメンタルなプロセスと言えるかも。http://www.ryuzee.com/contents/blog/2985

  • インクリメンタルとイテレーティブの違い » tune web 2009/12/13

    [...] [Agile]イテレーティヴとインクリメンタルの違い | Ryuzee.comを読んで思うところがあったので少し出遅れたけどメモ変わりに。 [...]

  • Buza Licious 2010/02/04

    figo: [Agile]イテレーティヴとインクリメンタルの違い | Ryuzee.com http://bit.ly/bW9F5Z

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