止めましょう。 ベロシティの目標値を設定したところで、チームの能力が劇的に上がるわけでもなく、ベロシティは上がりません。 ベロシティはスクラムチーム自身のスキル獲得、作業ドメインへの習熟、プロセスの改善などによって緩やかに向上するものです。 ベロシティの目標値を設定したくなるのは、予算や納期が厳しい状況であることが多い ……続きを読む
一部の例外を除いてできませんし、比較しても無意味です。 スクラムチームの外側にいる人たちが、チーム間のベロシティを比較したいと言ってきたら全力で止めましょう。 異なるプロダクト同士では、ストーリーポイントの1ポイントが示すサイズ自体が違います。 あるチームの1ポイントが、他のチームの2ポイントくらいに相当することもあり ……続きを読む
スプリントレトロスペクティブなどで、自分たちの見積りが大きく外れたときに、なぜ外れたのかを検証することは役に立ちます。 それを受けて、未完成もしくは未着手のプロダクトバックログアイテムの見積りを見直したり、今後タスクに分解するときに抜け漏れを減らしたりできるからです。 一方で、完成したプロダクトバックログアイテムの見積 ……続きを読む
スクラムガイド2020には以下のように記述されています。 1スプリント内でスクラムチームが完成できるプロダクトバックログアイテムは、スプリントプランニングのときには選択の準備ができている。スクラムチームは通常、リファインメントの活動を通じて、選択に必要な透明性を獲得する。 プロダクトバックログアイテムがより小さく詳細 ……続きを読む
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 スクラムをはじめとしたアジャイル開発の見積りでよく使われるのがストーリーポイントです。 ストーリーポイントは研修でもよく聞かれるテーマであるとともに、誤解も多いものなので、今回基本からまとめて解説したいと思います。 なお、文脈の前提として、スクラムでの活用を想定しています。 ス ……続きを読む
スクラムチームでそれぞれのTシャツサイズの大きさを数値化すれば良いでしょう。 一例をあげると、 S = 2、M = 5 、L = 8、XL = 13 のような感じです。 ……続きを読む
要求を詳細化する(少なくとも開発できるぐらいに具体的にする)作業をプロダクトバックログリファインメントと呼びます。 このイベントは次以降のスプリントを始める上で重要な活動なので、前のスプリントの中で開発チームやプロダクトオーナーが自分たちの時間を使って実施します。 つまりスプリントで開発に使える時間はその分減るというこ ……続きを読む
プロダクトバックログアイテムの見積りは継続的に実施する活動なのでタイミングごとに説明します。 まずプロジェクト初期に全体で必要そうな工数や期間などを算出します。 算出の仕方はスクラムでは規定はありませんので好きなやり方を使ってください。 例えばファンクションポイントも使えますし、見積りのノウハウが蓄積されていればそれを ……続きを読む
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 プロダクトバックログや見積りについて質問をいただく機会が続いているので、頂いた内容と僕の回答を整理して載せておきたいと思います。 初期のプロダクトバックログの作成作業は、プロダクトオーナーがスプリント開始前に一人でやるの? それとも、スクラムチーム全員で作成するの? 開発チーム ……続きを読む
かわぐちさんが簡単ガイドを作られていたので僕も普段研修とかコーチングで使っているマテリアルを晒しておきます。 色々なやり方があるので、どれがあってるとか間違っているとかは無いですし、認定スクラムマスター研修なんかでも講師によって若干やり方が違ったりします。一例ということで。 なお、僕が普段コーチをする上でよく言ってい ……続きを読む