スクラム

タグ「スクラム」のついた投稿
スケーリングにおけるチーム構造の変遷
2024/11/25

スケーリングにおけるチーム構造の変遷

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 アジャイルを活用したプロダクト開発では、初期は1つの小規模なチームからスタートすることが一般的です。 この段階では迅速な仮説検証や市場適応が求められるため、ユーザーからのフィードバックを反映しやすい少人数の柔軟なチーム構成が理想的です(逆に言うと、仮説検証段階でチーム規模を大き ……続きを読む

デイリースクラムの進め方
2024/04/04

デイリースクラムの進め方

みなさんこんにちは、@ryuzeeです。 今日はデイリースクラムについて、概要や注意点を紹介します。 なお、あくまで一般論であることに注意してください。スクラムの基本は「透明性・検査・適応」です。自分たちで随時やり方を検査して、もっとうまくできるように適応していかなければ効果はあがりません。 1. デイリースクラムの ……続きを読む

スプリントレビューの進め方
2024/04/02

スプリントレビューの進め方

みなさんこんにちは、@ryuzeeです。 スクラムにおいてはフィードバックが重要です。プロセスに対するフィードバックはスプリントレトロスペクティブ、プロダクトに対するフィードバックはスプリントレビューを活用します。 今日はスプリントレビューについて、一般的な手順や注意点を紹介します。 なお、あくまで一般的な手順であるこ ……続きを読む

アジャイル開発がうまくいっていない気がするというチームに確認すべきこと
2024/02/29

アジャイル開発がうまくいっていない気がするというチームに確認すべきこと

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 仕事柄さまざまな会社のいろいろなチームから相談を受けます。 具体的な相談のこともあれば、抽象的な相談のこともあります(内容が具体的になっていればもう解決までそう遠くありません)。 抽象的な相談で多いのは「なんとなくうまくいっていない気がするけど、何を確認したらいいの?」というも ……続きを読む

【資料公開】ベロシティ Deep Dive
2024/01/10

【資料公開】ベロシティ Deep Dive

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 2024年1月10日〜12日開催のRegional Scrum Gathering Tokyo 2024の登壇資料を公開します。 「ベロシティ Deep Dive」ということで過去のDeep Diveシリーズの続きになっています。 過去のDeep Diveシリーズはこちらからご ……続きを読む

スクラムチームのパフォーマンスを測定したいと思ったら
2023/10/12

スクラムチームのパフォーマンスを測定したいと思ったら

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 スクラムチームのパフォーマンスを測定したいとステークホルダーに言われて悩んでいるスクラムマスターは多いと思います。 今回は、スクラムチームのパフォーマンスはどうやって測ればいいのか、何を気をつけるといいのか考えてみましょう。 具体的なメトリクスについては、別の記事で触れる予定で ……続きを読む

プロダクトバックログリファインメントはいつ何をするのか
2023/08/11

プロダクトバックログリファインメントはいつ何をするのか

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 プロダクトバックログリファインメントのやり方について立て続けに聞かれることがあったのでまとめておきます。長文ですが参考になれば幸いです。 まずはスクラムガイド2020を確認しておきましょう。該当する箇所は3箇所です。 スプリントでの説明(9ページ) スプリントでは、(中略) ……続きを読む

【資料公開】プロダクトオーナーアンチパターン
2023/06/21

【資料公開】プロダクトオーナーアンチパターン

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 技術顧問先からの依頼でプロダクトオーナーのアンチパターンについて話をしたので、そのときの資料を公開します。 今回紹介するのは以下の6つのアンチパターンです。アンチパターンに陥っている可能性を示す兆候もあわせて示しています。 顧客やユーザーの軽視 兆候 社内のミーティン ……続きを読む

意識の問題にしない
2023/05/14

意識の問題にしない

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 今日はTwitter経由で頂いた質問に回答したいと思います。 質問は以下になります。 スプリントで『自分が最初に取り組むプロダクトバックログアイテム(PBI)を終わらせば自分の仕事は終わり』という意識のメンバーが多いです。そのため、PBI每に担当を決めて複数のPBIを並列で進 ……続きを読む

プロダクトバックログアイテムの粒度の考え方
2023/04/29

プロダクトバックログアイテムの粒度の考え方

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 今日はTwitter経由で頂いた質問に回答したいと思います。 質問は以下になります。 プロダクトバックログアイテムの粒度について教えてください。 ECサイトだとして、「購入者が販売商品を購入できる」というユースケースの場合、PBIに入れるユーザーストーリーとしては、「購入した ……続きを読む

Scrum Guide Reordered(日本語版)
2023/01/20

Scrum Guide Reordered(日本語版)

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 スクラム実践者のバイブルとなるのがスクラムガイドです。 本文は、日本語版の場合で12ページと分量は少ないですが、多くの人のフィードバックを受けて何度も改訂しているだけあって必要なことが凝縮されています。 チームで定期的に読み合わせをすると学びがあって良いのではないかと思います( ……続きを読む

【資料公開】スプリントレビュー Deep Dive
2023/01/11

【資料公開】スプリントレビュー Deep Dive

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 2023年1月11日-13日に開催のイベント「Regional Scrum Gathering Tokyo 2023」の登壇資料を公開します。 スプリントレビューは非常に重要なイベントです。 5つのイベントのなかでいちばん重要なイベントを選べと言われたら、僕はスプリントレビュー ……続きを読む

【資料公開】スプリントプランニング Deep Dive
2022/08/27

【資料公開】スプリントプランニング Deep Dive

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 8月26日に新刊『エンジニアリングマネージャーのしごと』が発売になったのでぜひよろしくお願いします。 2022年8月26日〜27日までスクラムのコミュニティイベントであるScrum Festが初めて仙台で行われました。 このイベントで「スプリントプランニング Deep Dive ……続きを読む

なぜ「スクラム開発」という用語に違和感があるのか?
2022/07/23

なぜ「スクラム開発」という用語に違和感があるのか?

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 今日はポエムです。役に立つ話でもないので適当にスルーしてください。 巷で「スクラム開発」という単語をたまに見かけるのですが、ずっと違和感を持っていました。 自分自身は使わない単語なのですが、どこに違和感があるのかを改めて考えてみたいと思います。 まずは国語的な観点から見てみよう ……続きを読む

今さら聞けないストーリーポイントの基本
2022/07/15

今さら聞けないストーリーポイントの基本

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 スクラムをはじめとしたアジャイル開発の見積りでよく使われるのがストーリーポイントです。 ストーリーポイントは研修でもよく聞かれるテーマであるとともに、誤解も多いものなので、今回基本からまとめて解説したいと思います。 なお、文脈の前提として、スクラムでの活用を想定しています。 ス ……続きを読む

なぜスクラムが広く浸透しているのですか?他の手法と比べて優れた点があるのですか?
2022/03/25

なぜスクラムが広く浸透しているのですか?他の手法と比べて優れた点があるのですか?

2000年代頭に流行ったXPは、主に開発者向けのプラクティスから構成されていて、開発チーム以外の人はあまり関心を持ちませんでした。 一方でスクラムは技術プラクティスは定義されておらず、マネジメントフレームワーク的な位置づけであり、理解しやすかったのが1つの要因だと思います。またマーケティングや認定制度などのビジネス面で ……続きを読む

【資料公開】プロダクトバックログ Deep Dive
2022/01/07

【資料公開】プロダクトバックログ Deep Dive

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 昨年12月に新刊『チームトポロジー』が発売になったのでぜひよろしくお願いします。 今年もスクラム実践者の祭典であるRegional Scrum Gathering Tokyoが、2022年1月5日〜7日までの3日間開催されました。 このイベントで「プロダクトバックログ Deep ……続きを読む

大規模アジャイルフレームワークの紹介
2021/12/22

大規模アジャイルフレームワークの紹介

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 12月1日に新刊『チームトポロジー』が発売になったのでぜひよろしくお願いします。 スクラムの認定コースでも基礎的なコースでも、よく聞かれるのが大規模の場合の対応についてです。 そこで、今日は大規模の場合の選択肢になりそうな大規模アジャイルフレームワークを紹介します。 紹介します ……続きを読む