みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 技術顧問先からの依頼でプロダクトオーナーのアンチパターンについて話をしたので、そのときの資料を公開します。 今回紹介するのは以下の6つのアンチパターンです。アンチパターンに陥っている可能性を示す兆候もあわせて示しています。 顧客やユーザーの軽視 兆候 社内のミーティン
続きを読む別のものです。 業務範囲でいうと、プロダクトマネージャー>プロダクトオーナーであることが一般的です。 プロダクトオーナーはあくまでスクラムチームにおけるデリバリーを中心とした役割ですが、プロダクトマネージャーはプロダクト全体をカバーします。 つまり、スクラムチームの外側に別でプロダクトマネージャーが存在することがありま
続きを読む従来のウォーターフォールでは要件のコントロールとプロセスのコントロールの両方をプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーが行っていました。 しかしこの場合、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーにやるべきことが一極集中して非常に高負荷です。 またスコープを守ろうとするあまり開発者を犠牲にするといったことも起
続きを読むまず、スクラムのイベント(スプリントプランニング、スプリントレビュー、スプリントレトロスペクティブ)に毎週欠かさず出席でき、開発チームからの質問にあまり時間をおかずに回答できる人である必要があります。 またスクラムチームの外側にいるステークホルダー(上司、関係部門、顧客、ユーザー、営業、サポートなどプロダクトに関係する
続きを読むたとえば会社の創業者や役員の人がプロダクトオーナーをするような場合、開発チームのメンバーもスクラムマスターもその人に対して意見を言いにくいということがあります。この場合、適切なフィードバックループが働きにくくなり、ひどい場合にはアイデアやプロダクトが良いものだと思っているのはプロダクトオーナーだけで、開発チームはうまく
続きを読むスクラムガイド(2020)ではスクラムマスターやプロダクトオーナーがスプリントバックログを担当する(つまり開発者としても活動する)場合の記述はありますが、それ以外の兼任や兼務に関する記述はありません。 つまり、プロダクトオーナーとスクラムマスターの兼任自体が禁止されているわけではありません。 ですが、多くの場合、プロダ
続きを読むプロダクトオーナーは委員会ではなく1人の人間であると明記されているとおり、単一障害点になりやすい存在です。たとえば、プロダクトオーナーが忙しすぎてイベントへの参加が不安定になったり、開発チームからの質問に答えられなくなったりすると開発が順調に進まなくなります(開発チームが忖度して進めた結果、意図しないものが出来上がるこ
続きを読むプロダクトオーナーは大変な仕事です。 ステークホルダーとやりとりしたり、事業計画を考えたり、プロダクトバックログを管理したり、開発チームからの質問に答えたり、開発チームが作ったものの受け入れ判断をしたり、やるべきことがたくさんあります。 スクラムガイドでプロダクトオーナーは複数プロダクトを兼任してはいけない、とは書かれ
続きを読むみなさんこんにちは。@ryuzeeです。 別のところで依頼を受けて作った文書なのですが、皆様の参考にもなるかと思いますので共有しておきます。 まずはプロダクトゴールを検討する プロダクトバックログは、プロダクトゴールの実現のために存在します。 つまりプロダクトバックログを作るには、プロダクトとして実現したいゴール、顧客
続きを読むみなさんこんにちは。@ryuzeeです。 3月23日に新刊『スクラム実践者が知るべき97のこと』が発売になりました。 スクラムを作ったケン・シュエイバー氏、日本で認定スクラムマスター研修を何度も開催しているジェームズ・コプリエン氏を始めとした海外のスクラム界隈の著名人68人による97本のコラム集です。 日本語版の発売に
続きを読むみなさんこんにちは。@ryuzeeです。 10月に発売となった『プロダクトマネジメント - ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける』ですが、まだお読みになっていない方是非よろしくお願いします。 また、ここ数か月新しい書籍の翻訳に取り組んでいて、来年の春くらいには発売になるかと思います。この本も楽しい本だと思うので是非楽
続きを読むみなさんこんにちは。@ryuzeeです。 新刊『プロダクトマネジメント - ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける』が10月26日に発売になりますので、よろしくお願いします。 先日、プライベートで新規事業とアジャイルに関する短いセッションをしましたので、そのときの資料を共有します (本当は1時間かかるものをかなり縮めた
続きを読むみなさんこんにちは。@ryuzeeです。 とある同人誌に寄稿した原稿を知り合いに共有していたのですが、ブログでオープンにしてほしいという依頼を受けたので公開します(同人誌の発行者には許可を取っています)。 怪文書みたいなものですが、感想お待ちしております。 本稿で何を書こうか考えていたところ、Twitterで「これが
続きを読むみなさんこんにちは。@ryuzeeです。 スクラムにおいて、プロダクトオーナーはとても難しいロールですが、これからプロダクトオーナーになりたいと思っている人(だけでなくすべてのプロダクトオーナー)向けの「Do You Want to be a Product Owner? You Better Know What Aw
続きを読むみなさんこんにちは。@ryuzeeです。 スクラムにおいて、スクラムチーム全体のパフォーマンスをどのようにして上げていくかは難しいテーマですが、プロダクトオーナーの視点でこれを捉えた「10 things you must do to build high-performing Scrum Teams as a Prod
続きを読むみなさんこんにちは。@ryuzeeです。 最近立て続けにプロダクトオーナーを誰がやるとよいのか聞かれることがあったので、パターンとメリット・デメリットを整理しておきます。 なお、組織のサイズや業種、扱っているプロダクトによっても変わってくるので、考え方のロジックとして読んでいただければと思います。 プロダクトオーナーと
続きを読むみなさんこんにちは。@ryuzeeです。 スクラムにおいてプロダクトオーナーは非常に重要な役割を果たしますが、一方でうまくやるのが難しい役割でもあります。 たとえばプロダクトオーナーには、ビジネス価値を最大化する、プロダクトのビジョンを周りに示して理解させる、プロダクトバックログを管理する、ステークホルダーをマネージす
続きを読むこんにちは。@ryuzeeです。スクラムに関してオンライン上でお悩み相談を頂きましたので私見を述べたいと思います。 プロダクトオーナーと開発者の兼任は可能ですか?注意すべき点はなんですか? さて、この手の議論をする際にまず確認すべきは、スクラムガイドです。スクラムガイドには以下の記述があります。 プロダクトオーナー プ
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