Q. プロダクトオーナーはどのような人が適任ですか?
まず、スクラムのイベント(スプリントプランニング、スプリントレビュー、スプリントレトロスペクティブ)に毎週欠かさず出席でき、開発チームからの質問にあまり時間をおかずに回答できる人である必要があります。
またスクラムチームの外側にいるステークホルダー(上司、関係部門、顧客、ユーザー、営業、サポートなどプロダクトに関係するさまざまな人)との調整や会話が必要になるので、それにも時間を使える必要があります。
忙しすぎる人がプロダクトオーナーになると、十分な時間が割けず、準備が不十分のままスプリントに入り、不明点が多いためスプリントでインクリメントが完成しないリスクが高くなります。
この条件を満たした上で、プロダクトに対して熱意がある人がプロダクトオーナーです。 マーケットやドメインに関する知識もあるに越したことはありませんが、これはプロダクト次第です。 大きな会社の場合、企画側の人がプロダクトオーナーを担っているのをよく見かけますが、それに限定する必要はありません。
詳細は、https://www.ryuzee.com/contents/blog/7143 を参照ください。
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発
- 著者/訳者:西村 直人、 永瀬 美穂、 吉羽 龍太郎
- 出版社:翔泳社
- 発売日:2020-05-20
- 単行本(ソフトカバー):288ページ
- ISBN-13:9784798163680
- ASIN:4798163686