2010

タグ「2010」のついた投稿
目標ベロシティとベロシティのインフレ
2010/07/03

目標ベロシティとベロシティのインフレ

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 現実から得られるベロシティの実績値をもとに、次のスプリントでそれよりも大きい目標ベロシティを設定することはおすすめしません。 それは以下の理由からです。 そもそもチームの実績としての指標データであるベロシティが目標値として設定されることによって、チームがその目標に到達しなかっ ……続きを読む

【資料公開】アジャイルコーチで学んだ30+αのこと(6/24 Agile Day3@Microsoft)
2010/06/24

【資料公開】アジャイルコーチで学んだ30+αのこと(6/24 Agile Day3@Microsoft)

Microsoftさん主催のアジャイルイベントであるAgile Dayで話をしてきました。第一回から本編発表も含め発表をコンプリートです。 一応アジャイルコーチの端くれとして、本や人から聞いた知識のほかにも現場で気づいたり気づかされたりする知識がいっぱいあるわけで、そういう項目をまとめたら100個近くあったのですが、今 ……続きを読む

プロダクトバックログアイテムの優先順位の付け方
2010/06/24

プロダクトバックログアイテムの優先順位の付け方

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 プロダクトバックログアイテムの優先順位を決めるにはいくつかの方法があります。 Backlog Prioritization Techniquesにて、いくつかのやり方が説明されていましたので抜粋・意訳にてご紹介します。 どれを使うかは、そのプロダクトが自社製品かどうか、その製品 ……続きを読む

アジャイルプロジェクトを成功させる19の鍵
2010/06/11

アジャイルプロジェクトを成功させる19の鍵

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 Jesse Fewell氏のThe 19 Keys to Successfull Agile Projectsより。 アジャイルなプロジェクトを成功させるために考えるべきことが19個紹介されているので、抜粋・意訳にてご紹介します。 正しい理由でアジャイルを採用すること ハリ ……続きを読む

完成の定義のサンプル(2)
2010/06/09

完成の定義のサンプル(2)

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 Tool Vnedors Reply to My Agile Challengeにて完成の定義が記載されていましたので紹介しましょう。 このサイトの著者はアジャイルのコーチとのことで、「アジャイルプロジェクト用のツールは、アジャイルなプロセスで作られてなきゃ使わないよ」という宣 ……続きを読む

完成の定義のサンプル(1)
2010/06/06

完成の定義のサンプル(1)

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 今日は完成の定義について説明しようと思います。 完成の定義って何? チームとして定めた「出荷可能な製品」を作成するために実施しなければいけないことの一覧です。 例えば、コードを書く、ユニットテストする、統合テストをする、リリースノートを書く、などがそれにあたります。 プロダクト ……続きを読む

アジャイルプロジェクトの可視化方法
2010/06/04

アジャイルプロジェクトの可視化方法

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 Agile Metrics and Diagnostics Presentation にて、アジャイルなプロジェクトの可視化方法について、詳細な説明の資料が掲載されているので、いくつか抜粋してご紹介します。 図1:スプリント中におけるタスクの残存時間の推移とバーンダウンチャート ……続きを読む

スクラムのアンチパターン「ScrumBut」とは?
2010/05/28

スクラムのアンチパターン「ScrumBut」とは?

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 意外と日本語でScrumButのことが紹介されているページがないので紹介しておきましょう。 Jurgen氏のScrumButs Are the Best Part of Scrumの冒頭を抜粋・意訳しました。 ScrumButとは以下のようなものだ。 「我々はスクラムを利用し ……続きを読む

スクラムの導入がうまくいかないパターン(スライドのご紹介)
2010/05/27

スクラムの導入がうまくいかないパターン(スライドのご紹介)

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 こういうスライドは講演を聞きながら見たほうが面白いのですが、スライド単体でも十分参考になると思います。 Agile Adoption Failure Mode from Xebia IT Architects ……続きを読む

ゴールを決め過ぎてしまうことによって陥る罠
2010/05/20

ゴールを決め過ぎてしまうことによって陥る罠

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 Bob Hartman氏のAgile antipattern: Target fixationが良い記事なので、抜粋・意訳にてご紹介します。 日本でよく言われるのが、「期日までに使わない(と思われる)機能も全部作れ、契約だから」。 限られた時間軸の中で変化を受け入れながら進めて ……続きを読む

あなたの会社にスクラムマスターが必要な8つの理由
2010/05/18

あなたの会社にスクラムマスターが必要な8つの理由

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 このタイトルで記事を書く約束を@katzchangと約束したので、書いてみたいと思います。 前提として、スクラムマスターはいないが管理職がたくさんいて、日々現場のメンバーが悩まされているようなシチュエーションを想像しています。 (かなり)現実の管理職を悪くステレオタイプ化してい ……続きを読む

スクラムを失敗させる方法
2010/05/14

スクラムを失敗させる方法

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 How to make Scrum failが良い記事だったので、抜粋・意訳にてご紹介します。 1. ふりかえり(レトロスペクティブ)をしないか、間違ったふりかえりをする ふりかえりをせずして、どうやって物事をよりうまくできるようにすることができるというのだろうか? ふりかえり ……続きを読む

どうやってプロジェクトマネージャは自組織のアジリティを向上させるか
2010/05/12

どうやってプロジェクトマネージャは自組織のアジリティを向上させるか

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 How Can Project Managers Promote Agility in Their Organization?が良い記事でしたので抜粋・意訳にてご紹介します。 チームが物理的に近い距離で一緒に働くようにする。 いつも可能とは限らないが、そうすることが好ましい ……続きを読む

ソフトウェア開発における12の原則
2010/05/07

ソフトウェア開発における12の原則

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 Slideshareでよいスライドを見つけたので共有します。 So, Now You're An Agilist, What's Next? from Jurgen Appelo ソフトウェア開発には12の原則があるということにたどり着いたらしいです ……続きを読む

スクラムで失敗する7つの方法
2010/05/05

スクラムで失敗する7つの方法

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 ジェフ・サザーランド氏のスライドが素晴らしいので抜粋・意訳にてご紹介します。 これは2007年の文書ですが、今読んでも全くもってその通りあてはまると思います。 1.プロダクトオーナーの失敗ポイント プロダクトオーナーが、ビジョン、ビジネスプラン、リリースのロードマップを持っ ……続きを読む

スクラムの紹介スライド
2010/05/04

スクラムの紹介スライド

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 Jurgen Appelo氏によるスクラム紹介のスライドが素晴らしいのでご紹介します。 The Zen of Scrum from Jurgen Appelo ライセンスはCCライセンスで公開されており、パワーポイント形式のオリジナルをダウンロードすることも可能です。プ ……続きを読む

私がアジャイルで嫌いな10のこと
2010/05/04

私がアジャイルで嫌いな10のこと

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 10 Things I Hate About Agile Development!が良い記事なので、引用・意訳にてご紹介します。 アジャイルに関する誤解がよく分かると思いますので、くれぐれも真似しないようにしてください。 ただデイリースタンドアップミーティングをやっているだけ ……続きを読む

【資料公開】Tracでアジャイルプロジェクトを可視化する
2010/04/28

【資料公開】Tracでアジャイルプロジェクトを可視化する

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 4/27に日本橋で実施した第6回のShibuya.tracに登壇させていただきましたので、その際に利用した資料を公開しておきます。 なお、伝えきれていないことがあるので補足しておきます。 Tracの設定や利用プラグインは、プロジェクトやメンバーに応じて変えています。資料に掲 ……続きを読む

アジャイルコーチングやトレーニングを提供しています

株式会社アトラクタでは、アジャイル開発に取り組むチーム向けのコーチングや、認定スクラムマスター研修などの各種トレーニングを提供しています。ぜひお気軽にご相談ください。

詳細はこちら
  • スクラム実践者が知るべき97のこと
  • 著者/訳者:Gunther Verheyen / 吉羽龍太郎 原田騎郎 永瀬美穂
  • 出版社:オライリージャパン(2021-03-23)
  • 定価:¥ 2,640
  • スクラムはアジャイル開発のフレームワークですが、その実装は組織やチームのレベルに応じてさまざまです。本書はスクラムの実践において、さまざまな課題に対処してきた実践者が自らの経験や考え方を語るエッセイ集です。日本語書き下ろしコラムを追加で10本収録
  • プロダクトマネジメント ―ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける
  • 著者/訳者:Melissa Perri / 吉羽龍太郎
  • 出版社:オライリージャパン(2020-10-26)
  • 定価:¥ 2,640
  • プロダクト開発を作った機能の数やベロシティなどのアウトプットで計測すると、ビルドトラップと呼ばれる失敗に繋がります。本書ではいかにしてビルドトラップを避けて顧客に価値を届けるかを解説しています。
  • SCRUM BOOT CAMP THE BOOK 【増補改訂版】
  • 著者/訳者:西村直人 永瀬美穂 吉羽龍太郎
  • 出版社:翔泳社(2020-05-20)
  • 定価:¥ 2,640
  • スクラム初心者に向けて基本的な考え方の解説から始まり、プロジェクトでの実際の進め方やよく起こる問題への対応法まで幅広く解説。マンガと文章のセットでスクラムを短期間で理解できます。スクラムの概要を正しく理解したい人、もう一度おさらいしたい人にオススメ。
  • みんなでアジャイル ―変化に対応できる顧客中心組織のつくりかた
  • 著者/訳者:Matt LeMay / 吉羽龍太郎、永瀬美穂、原田騎郎、有野雅士
  • 出版社:オライリージャパン(2020-3-19)
  • 定価:¥ 2,640
  • アジャイルで本当の意味での成果を出すには、開発チームだけでアジャイルに取り組むのではなく、組織全体がアジャイルになる必要があります。本書にはどうやってそれを実現するかのヒントが満載です
  • レガシーコードからの脱却 ―ソフトウェアの寿命を延ばし価値を高める9つのプラクティス
  • 著者/訳者:David Scott Bernstein / 吉羽龍太郎、永瀬美穂、原田騎郎、有野雅士
  • 出版社:オライリージャパン( 2019-9-18 )
  • 定価:¥ 3,132
  • レガシーコードになってから慌てるのではなく、日々レガシーコードを作らないようにするにはどうするか。その観点で、主にエクストリームプログラミングに由来する9つのプラクティスとその背後にある原則をわかりやすく説明しています。
  • Effective DevOps ―4本柱による持続可能な組織文化の育て方
  • 著者/訳者:Jennifer Davis、Ryn Daniels / 吉羽 龍太郎、長尾高弘
  • 出版社:オライリージャパン( 2018-3-24 )
  • 定価:¥ 3,888
  • 主にDevOpsの文化的な事柄に着目し、異なるゴールを持つチームが親和性を高め、矛盾する目標のバランスを取りながら最大限の力を発揮する方法を解説します
  • ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント
  • 著者/訳者:リチャード・シェリダン / 原田騎郎, 安井力, 吉羽龍太郎, 永瀬美穂, 川口恭伸
  • 出版社:翔泳社( 2016-12-20 )
  • 定価:¥ 1,944
  • 米国で何度も働きやすい職場として表彰を受けているメンローの創業者かつCEOであるリチャード・シェリダン氏が、職場に喜びをもたらす知恵や経営手法、より良い製品の作り方などを惜しみなく紹介しています
  • アジャイルコーチの道具箱 – 見える化の実例集
  • 著者/訳者:Jimmy Janlén / 原田騎郎, 吉羽龍太郎, 川口恭伸, 高江洲睦, 佐藤竜也
  • 出版社:Leanpub( 2016-04-12 )
  • 定価:$14.99
  • この本は、チームの協調とコミュニケーションを改善したり、行動を変えるための見える化の実例を集めたものです。96個(+2)の見える化の方法をそれぞれ1ページでイラストとともに解説しています。アジャイル開発かどうかに関係なくすぐに使えるカタログ集です
  • カンバン仕事術 ―チームではじめる見える化と改善
  • 著者/訳者:原田騎郎 安井力 吉羽龍太郎 角征典 高木正弘
  • 出版社:オライリージャパン( 2016-03-25 )
  • 定価:¥ 2,138
  • チームの仕事や課題を見える化する手法「カンバン」について、その導入から実践までを図とともにわかりやすく解説した書籍。カンバンの原則などの入門的な事柄から、サービスクラス、プロセスの改善など、一歩進んだ応用的な話題までを網羅的に解説します。
  • Software in 30 Days スクラムによるアジャイルな組織変革“成功"ガイド
  • 著者/訳者:Ken Schwaber、Jeff Sutherland著、角征典、吉羽龍太郎、原田騎郎、川口恭伸訳
  • 出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-03-08 )
  • 定価:¥ 1,680
  • スクラムの父であるジェフ・サザーランドとケン・シュエイバーによる著者の日本語版。ビジネス層、マネジメント層向けにソフトウェア開発プロセス変革の必要性やアジャイル型開発プロセスの優位性について説明
  • How to Change the World 〜チェンジ・マネジメント3.0〜
  • 著者/訳者:Jurgen Appelo, 前川哲次(翻訳), 川口恭伸(翻訳), 吉羽龍太郎(翻訳)
  • 出版社:達人出版会
  • 定価:500円
  • どうすれば自分たちの組織を変えられるだろう?それには、組織に変革を起こすチェンジ・マネジメントを学習することだ。アジャイルな組織でのマネージャーの役割を説いた『Management 3.0』の著者がコンパクトにまとめた変化のためのガイドブック