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スクラムでは3つの責任しかありませんが、デザイナーやQAはどう扱えばいいですか

スクラムガイド2020には以下の記述があります。

スクラムでは「開発者」という言葉を使っているが、開発者以外を排除しているのではなく、単純化のために使用しているだけである。 スクラムから価値を得ているのであれば、そこにあなたも含まれていると考えてもらいたい。

つまり開発者というのはエンジニア、デザイナー、テスター、アーキテクトなどの総称と考えてください。 ただしお互いの責任範囲を線引きするのではなく、なるべくオーバーラップさせて、1人が複数のことをできるようにしていくのが理想です。そうしないとスプリント内で受け渡しが大量発生したり、ボトルネックが生まれます。

なお、上記はデザイナーやQAをスクラムチームに含めている場合の話ですが、そもそもデザイナーやQAをスクラムチームに入れるのか、入れないのか(外部の依存先として扱う)も判断の余地があります。

1. スクラムチームの開発者として扱う場合

恒常的にデザインやQAなどに関する仕事があり、当該のスクラムチームに関する作業に多くの時間を使っているのであれば開発者の1人です。 この場合は、スクラムチームの開発者なので、すべてのイベントに出る必要があります。 またデザインやQAの仕事が空いている場合は、スクラムチームの他の仕事を手伝うのも当然だということになります。

2. スクラムチーム外として扱う場合

スクラムチームの作業が定常的に発生するわけではなく、不定期に発生するような場合はこちらの選択肢を取ることが多いです。 この場合、スクラムチームのメンバーではないので、スクラムチームが呼ばない限りイベントに出席する必要はありません。 スクラムチームは、このデザイナーやQAを「外部の依存先」として扱うことになります。

デザイナーを例にすると、この場合何らかの新しい機能を作る場合には、先にデザイナーに期限を切って作業を依頼します。 それが納品され、スクラムチームの確認で問題がなければ準備完了として、機能を実現するプロダクトバックログアイテムをスプリントに投入します(スプリントを開始してから依頼して、数日以内に納品してもらい、それをスプリント中に組み込み完成させる、みたいなのは無理です)。 すなわち、外部への依頼が発生するようなプロダクトバックログアイテムは早めにリファインメントを済ませておかなければいけません。

QAの場合も基本的な考え方はデザイナーと同じです。 ただし、テストについては開発者が備えているべきスキルなので、QAエンジニアが持つスキルを徐々にエンジニアにスキルトランスファーして、QAエンジニアがいなくてもQAできるようにするといいでしょう。

なお、スクラムチーム外として扱っている人に対する依存度が高くなればなるほど、スクラムチームがインクリメントを完成させるときの待ち時間やリスクは増えます。定期的に頻度や依存度を確認して、やり方が適切かどうか見直してください。

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