アジャイルFAQ

アジャイルやスクラムに関するよくある質問

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初期の段階でいつリリースできるかを予測するのにストーリーポイントは使えますか?

そもそも論として、プロダクトバックログアイテムを見積もってリリース時期を決めるのではなく、先にプロダクトゴールとそれを達成したいおおよその期間を決めることをお勧めします。 スクラム(に限らず)の目的は、すべての機能を作ることではなく、ゴールを達成することです。 ゴール達成に向けた実現方法には柔軟性があったほうが、達成の可能性が上がります。 つまり、プロダクトバックログアイテムを積算することでリリース時期を予測するのではなく、先にリリース時期をおおよそ決めた上で、それを実現できるように着手するプロダクトバックログアイテムを取捨選択します。

それでもどうしてもプロダクトバックログアイテムを見積もることでリリース時期を予測したい場合は、注意して行うようにしましょう。 リリース時期の予測は可能なのですが、まったく正確ではないので、随時リリース予測のアップデートが必要です

これには、いくつかの要因があります。

  • 初期の段階のプロダクトバックログはそもそも精度が低い
    • 初期の段階のプロダクトバックログはかなり精度が低く、不要なものがたくさん混じっています。。またインクリメントに対するフィードバック、市場や環境の変化、対象プロダクトに対する理解の向上などの要因によって新しいプロダクトバックログアイテムが生まれます。すなわちプロダクトバックログは開発期間中ずっと変わり続けます。
  • 初期の段階の見積りもそもそも精度が低い
    • プロダクトバックログに含まれる全量を把握するために見積りをしても、まだ内容に対する理解も不十分だったり、プロダクトバックログアイテムに対する共通理解がない状態だったりすれば、見積りもほぼ適当です
  • 初期の段階ではベロシティ(1スプリントで完成できる量)が分からない
    • 同じチームでずっと仕事をしていて、過去のプロダクトでの見積りを基準にして今回のプロダクトを見積もった、という場合以外は、ベロシティは分かりません

つまり、初期の段階での予測は今ある材料を使った「適当な予測」ということになります。 適当な予測がまったく役に立たないわけではありませんが、これが約束として扱われる状況であれば極めて危険です。 時間が経つに連れて精度が上がっていきますので、見通しは何度もアップデートしてください。

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