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スクラムイベントでメンバーの意見が割れてなかなか物事を決められないのですがどうしたらいいですか?
スプリントプランニングやスプリントレトロスペクティブなどスクラムイベントを始めとして、スクラムチームとして何かを決めようとすると、メンバーの意見が分かれてしまい、なかなか1つに決められず時間がかかることがあります。
このような場合、まずは 「一度で完璧な結論を出そうとしすぎていないか」を疑ってください(だいたいこれです)。
スクラムでは、多くの取り組みを「実験」として捉えます(スクラムは経験主義です)。
つまり、「正解かどうか」は事前に決めるものではなく、やってみて、結果を見て、必要なら変える ことを前提にします。 この感覚をスクラムチームで共有できると、意思決定のハードルが下がります。
また、すべてのスクラムイベントにはタイムボックスがあります。 これは、完全な同意を得ることよりも、次に進める最低限の合意(アコモデーション)ができれば十分という考え方が背景です。 タイムボックスのなかで決まらなければ、そこで打ち切る判断をしましょう。 このような経験を繰り返すことで、チームは「限られた時間でどう決めるか」を自分たちで学習していきます。
加えて、議論が長引く背景として、そもそも目的や課題が曖昧なまま話しているケースもよくあります。
「何を達成したいのか」「何が問題なのか」をいったん立ち止まって確認するだけで、意思決定しやすくなります。
なお、意思決定の質を高めるうえで重要なのは、決め方そのものよりも、決めたあとにどう実行し、その結果をどう評価し、どう変えるか です。
多くの意思決定はやり直せます。 決めることに時間を浪費するのではなく、実行し、その経験やそこから得られる事実から学習することにエネルギーを使ってください。
カテゴリ
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発
- 著者/訳者:西村 直人、 永瀬 美穂、 吉羽 龍太郎
- 出版社:翔泳社
- 発売日:2020-05-20
- 単行本(ソフトカバー):288ページ
- ISBN-13:9784798163680
- ASIN:4798163686





















