アジャイルFAQ

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プロダクトバックログにおける優先順位と順番の違いは何ですか?

スクラムガイドでは2010年版までは「優先順位」という単語が使われていましたが、2011年版以降は「順番」「順序付け」という単語を使っています。 これには明確な意味があります。

優先順位(Priority)は、各プロダクトバックログアイテムの重要性や緊急性を評価する指標です。 これは、ビジネス価値、ユーザーへの影響、リスク、コスト削減効果など、さまざまな要素を考慮して決定されます。 雑な例を出すと1000万円の価値があるAと、500万円の価値があるBを比較すると、Aの優先順位が高くなります。

一方で、順番(Order)は、これらの優先度を踏まえて、実際にプロダクトバックログアイテムに取り組む順番を示します。 この理由は、優先順位が高いプロダクトバックログアイテムだけを作ってもプロダクトとして成立しないからです。またプロダクトバックログアイテムは、実現の時期によって価値が変動することもあります。 プロダクトは全体性が重要です。その時点で実現されたプロダクトバックログアイテムの総体で価値を判断しますし、将来についても同様です。 すなわち、プロダクトバックログアイテムの順番を自分たちで制御することで、プロダクトの価値を最大化するものであり、単なる優先順位で決まるものではないのです。

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